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ALEXANDRA

アレクサンドラ・モンローはアジア学の研究者で ありミュージアム・プロフェッショナルとして芸 術と文化、美術館をはじめとした文化施設のグロ ーバル戦略を専門とする。

Photo by John Bigelow Taylor

バイオグラフィー

Alexandra Munroe
(Chinese name: 孟璐; Japanese name: アレクサンドラ モンロー)

アレクサンドラ・モンロー(博士)はアジア美術専 門とするキュレーター、学者、著者。美術館のグロ ーバル戦略の発展に貢献。この世代の最も重要な キュレーターの一人として国際的に認知されてい る。草間彌生(1989)、オノ・ヨーコ(2001)、蔡國強 (2008)と李禹煥(2011)など、アジ ア出身アーティ ストの米国内初回顧展を多く開催。第二次世界大 戦以降の日本美術を総体的に検証した「Japanese Art After 1945:Scream Against the Sky」展 (1994-1995)は北米の学術・学芸分野における日本 戦後美術研究を進展させた。

モンローは近代・現代アジア美術とトランスナシ ョナル・アート・スタディーの権威。2006年より、 ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(ニューヨー ク)に勤務。自身が着任するにあたり新設された アジアン・ アート部門サムスン・シニアキュレー ター、グローバル・アート部門シニアー・アドバ イザーとして、非西洋圏アートの研究・作品収 集・展示を取り仕切る。同美術館のプログラムが 対象とする地理をさらに拡大している。

同美術館ではグッゲンハイムAbu Dhabiのコレク ション・プログラムを考案・実行するキュラトリ アル・ワーキング・グループに携わる傍ら、自ら が設立した学芸員のシンクタンクであるグッゲン ハイム・アジアン・アート・カウンシルの議長を 務めている。

モンローは国際美術評論家連盟(AICA)より「Best Show」賞を4度受賞するなど、キュレーターとし て高い評価を得ている。アメリカ近代美術におけ るアジア美学・哲学の影響を調査したグッゲンハ イム美術館の「The Third Mind: American Artists Contemplate Asia 1860-1989」展で全米人文科学基 金The Chairman’s Special Awardを受賞(100万ドル の奨学金授与)。過去に企画した展覧会はニュー ーク・タイムズ、インターナショナル・ヘラル ド・トリビューン、アートフォーラム、芸術新 潮、ハイパーアレージック、タイムアウト・ニュ ーヨークなどのメディアから「年間トップ10の展 覧会」に選出されて いる。

モンローはニューヨーク生まれ。メキシコと日本 で育つ。大学2年生までブラウン大学(米国ロード アイランド州プロビデンス市)で学び、後に上智大 学日本語・日本文化学科文学士号を取得。日本の 学生時代には、14世紀に建立された臨済宗大徳 寺派の塔頭である養徳院(京都)に滞在。

1982年にニューヨークに戻り、日米間の文化・政 策交流を目的とした非営利組織ジャパン・ソサエ ティーに勤務。同組織が所有するアートギャラリ ーに7年間勤め、安藤忠雄、磯崎新、伊東豊雄、 篠原有司男、杉本博司など、日本を代表する現代 アーティストと建築家の展覧会企画補佐に携わる。

その後、インデペンデント・キュレーターとして 活動。横浜美術館やセンター・フォー・コンテン ポラリー・アート(CICA)など、日米の美術館と恊 働して展覧会を開催する。モンローが取り組んだ 日本戦後美術展、草間彌生と中国水墨画家である 劉丹などの個展は、それまで十分に研究されてい なかったグローバル視覚文化におけるアジアの役 割に光をあてるきっかけとなった。

1998年にジャパン・ソサエティー・ギャラリー館 長に任命される。モンローの館長就任以降、ジャ パン・ソサエティーは現代美術を対象としたプロ グラムを数多く展開。村上隆キュレーションによ る2005年「リトルボーイ:爆発する日本のサブカ ルチャー・アート」で幾多の賞を受賞。また同美 術館初の試みである間アジアの展覧「Transmitting the Forms of Divinity: Early Buddhist Art from Korea and Japan」を企画した。

ニューヨーク大学大学院美術研究所修士課程修 了。日本の戦後美術と政治を対象とした研究論文 で歴史学部博士課程を取得。

アスペン音楽祭、ニューヨーク大学大学院美術研 究所、ロングハウス・リザーブ、PENアメリカ ン・センター、ウレンス・センター・フォー・コ ンテンポラリー・アート(北京)、米日財団、公 共政策財団Intelligence Squared U.S.の理事を務め ている。外交問題評議会メンバー、アソシエーシ ョン・オブ・アメリカン・ミュージアム・ディレ クターズ(AAMD)の元議員。

香港のアジアン・アート・アーカイブ、 Jnanapravaha Mumbai、リープ・マガジン、上 海外灘美術館をはじめとする組織の諮問委員 を務めている。メトロポリタン美術館トーマ ス・J・ワトソン図書館客員委員。2011年4月に は中国当局により拘束された美術家・活動家 である艾未未 (アイ・ウェイウェイ)の解放を 要求する署名活動をグッゲンハイム財団で牽 引。ICOM、アメリカン・アソシエーション・ オブ・ミュージアム・ディレクターズ、PEN アメリカなどの組織から賛同を得て、オンラ イン署名収集ウェブサイトChange.orgで世界 中から約145,000署名を集めた。

モンローは美術館やアカデミック・カンファ レンスでの講演活動を世界各地で行ってい る。これまでハーバード大学、イェール大 学、プリンストン大学、コロンビア大学、ロ ンドン大学東洋研究所、北京中央美術学院、 人間文化研究機構国際日本文化研究センター などで講演を行っている。

資本家・慈善家であるロバート・ローゼンクラン ツ氏と結婚。共にローゼンクランツ財団の理事を 務める。2005年には公共政策財団インテリジェン ス・スクエアードU.S.を共同設立。同財団が運営 する公共政策公開討論会は、アメリカのNPR(ナシ ョナル・パブリック・ラジオ)加盟局とITunesのポ ッドキャストを通じて何百万という聴取者に配信 されている。

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パブリック・スピーキングと講義

モンローは日本語に精通しており、アジア美 術に関する講演をヨーロッパ、北米、東アジ アで頻繁に行っている。

公共政策財団インテリジェンス・スクエアード

U.S. (Intelligence Squared U.S.)共同設立者・理事と して、事実と理論的な分析に基づいたディベー ト・シリーズを開催することを目的とした組織、 公共政策財団インテリジェンス・スクエアード U.S.を運営している

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